こんにちは。
3匹の猫を飼っている私が思う『飼う前に覚悟しておくべき心構え』をお伝えします。
今回は少し厳しい内容になるかもしれませんが、最後までご覧いただくと幸いです。
対象となる人
・猫を飼うか迷っている
・これから猫を飼おうと思っている
猫ブームとも言える今、ふれ合いイベントや猫カフェが増えてきていると感じます。
SNSや動画の配信も増えているので、どうしても『可愛い』とかの理由で気軽に迎え入れやすくなっていると思います。
でも、その前に命の責任を持てるのかをきちんと考える必要があります。
現実は良いことばかりではありません。
『こんなはずじゃなかった』と、手放したり不幸な事故が起きてしまうこともあります。
今回はそういう話になります。
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最期まで面倒を見れますか?
縁日で取った金魚、親に頼んで初めて飼ったハムスター、最後はどうなりましたか?
恥ずかしながら私は親任せの放りっぱなしでした。
我が家では、猫を飼う前は犬を飼っていました。
最期は、大病に罹りながらも小さい身体で懸命に戦い、みんなに見守られながら安楽死という形を選びました。
それが良かったのか悪かったのか分かりません。
猫でも犬でも飼うということは命の責任をもつということだと思います。
『そんな先のことまで分からない』と反論される人もいると思います。
でも、『最期まで寄り添うんだ!』と言えなければ飼うのは止めておいたほうが良いと私は思います。
しかし、万が一のこともありますから事前に家族の理解や日頃から協力してもらったり、一時的な場合はペットシッターや動物保護団体を通じて里親さんにお任せするなど、手を打つようにしましょう。
あなたは猫の下僕になれますか?
猫という生き物は基本的に人間の思うとおりにはなりません。
『好きな時に起きて、好きな場所に行き、好きなご飯を食べて、好きな時に寝る』
これが全てだと思っています。
私はこれを忠実にサポートする下僕だと思って行動しています。
主な活動時間は明け方と夕暮れです。
猫を飼って3年以上は経ちますがほぼ毎朝、私を起こしにきます。
(不思議と体調不良で寝込んでいる時は起こされずに枕元でジッと待っているようです)
ちなみに、私は猫を飼うにあたって2泊以上の旅行を諦めました。
近くで猫が寝ている姿を見ているほうが幸せを感じられますから。
お家の環境は大丈夫ですか?
ペットNGの賃貸物件だともちろん飼えません。
戸建てなら大丈夫ですが、我が家の場合は畳・カーペット・柱がちょうど良い爪研ぎであり遊び場のようでボロボロです。
一緒に暮らしている私には分かりませんが、わずかにトイレ臭や獣臭がするそうです。
本来、猫はキレイ好きで頻繁に毛づくろいをするためニオイは発しにくいですが、生き物である限り無臭という訳にはいきません。
お家の人の理解やアレルギーの問題はありませんか?
最初は自分1人でお世話ができると思っていても、仕事の都合で帰りが遅くなってご飯の用意ができなかったり、体調不良で動けなくなる場合もあります。
そんな時にフォローしてもらえる人がいるかどうか?
協力してもらえる人がいると心強いです。
また、アレルギーの問題も重要です。
猫の毛や糞尿に身体が反応して異変を起こしてしまう可能性があります。
不安のある人は病院へ行ってアレルギー検査をすることをお勧めします。
最悪の場合は、せっかくの愛猫を手放してしまうことも考えられますから。
切っても切れないお金の話
めちゃくちゃ大切です。
猫は人と違って保険が効きません。
例えば私の場合、3匹目をノラから保護したその日に病院へ連れて行きました。
初診とお薬の処置をして頂いて1万円は軽く超えました。
また、ノラ猫を保護した時点で飼う決心をしましたが、既に先住猫が2匹いたので移る病気が無いかチェックしてもらう為に通院しました。
去勢手術までは定期的に通ったので最低でも5万円は掛かったと思います。
また、猫は誤飲や腎臓系に病気を持つ子が多いと聞きます。
突発的に出費できるお金は必要ですし、難しい場合はペット保険の加入をお勧めします。
不幸なことが起きないのが1番ですが防げない場合もあります。
先のことまで考えて資金の確保をしましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。
かなり厳しい言い方をしてしまったと思います。
『私には無理』と思ってしまった人もいるかもしれません。
でも、世間には保護猫をお世話している ”保護猫カフェ” や保護猫団体のボランティア活動もあります。
じっくり触れ合ってから考えてみるのも良いかもしれません。
飼うと決めた人も思い返してみて自分の気持ちにブレがないか確認してみても良いと思います。
猫の準備やお金の話など別の記事でも取り上げてみたいと思っていますので、ぜひ気長にお待ちください。
私は幸せそうな猫と猫飼いさんが少しでも増えてほしいなと願っています。
ありがとうございました。